SnapGeneよくある質問
購入や注文方法に関するお問い合わせは、購入に関するFAQをご参照下さい。
一般
- SnapGeneのシステム条件はどのようになっていますか?
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Windows
SnapGene 6.1 - 6.2: Windows 10 以降 (64bitのみに対応)
SnapGene 5.1 - 6.0: Windows 7 以降 (Intel 64bitのみに対応).
ご注意下さい:Microsoft Surface Pro XやLenovo Yoga 5Gを含むARMベースのWindowsコンピュータでは動作しません。mac OS
SnapGene 6.1 - 6.2: macOS 10.14 以降
SnapGene 5.3 - 6.0: macOS 10.12 以降
SnapGene 5.2.5 以前: macOS 10.11.
ご注意下さい:SnapGene6 以前のバージョンはARM版には対応していません。Linux
SnapGene 6.1 - 6.2: Ubuntu 20.04, CentOS 8 (2105) or RedHat 8.4.
Snapgene 5.3 - 6.0: Ubuntu 18.04, Centos 7 (1810) or RedHat 7.6.
SnapGene 4.0 - 5.2: Ubuntu 16.04, RedHat 6.6 & 7.2.
ご注意下さい:ARM版には対応していません 。HD空き容量 各OS共通
メモリ容量:1 GB RAM
HD空き容量:250 MB
ディスプレイ: 1440 x 900以上
参照:What are the System & Hardware Requirements for SnapGene? - log4jで報告されている脆弱性はSnapGeneに影響しますか?
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2022年1月25日現在、GSL Biotech社ではlog4jのの脆弱性の影響を受けていないことを確認しています。
GSL Biotech社の情報セキュリティチームと技術チームは、引き続きこの脆弱性の状況を監視し、SnapGeneに影響があるかどうか、またどのような影響があるかどうかを評価するとのことです。
- SnapGeneはオフラインでの使用可能ですか? 使用する際は常時インターネットに接続されている必要がありますか?
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SnapGeneはインストールの際にインターネットに接続されている必要がありますが、インストール後はオフラインで使用することが可能です。また、サブスクリプション有効期限を更新する際にインターネットに接続されている必要があります。
- SnapGeneのトライアル版はありますか?
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SnapGeneトライアル版はGSL Biotech社のウェブサイトよりダウンロード頂けます。
https://www.snapgene.com/try-snapgene
機能制限なく30日間ご利用頂けます。
- SnapGene Viewerとは何ですか?
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SnapGene ViewerはGSL Biotech社が提供する無償のソフトウェアです。利用期間に制限なくご利用頂けますが機能制限があります。 以下の機能はSnapGene Viewerでは利用できません。
- 履歴機能
- 塩基挿入や欠失などの配列編集
- シークエンスのアライメント機能
- 各種クローニングのシミュレーション
- 自動アノテーション機能のカスタマイズ
- アガロースゲル電気泳動のシミュレーション
- 制限酵素のカスタマイズ(酵素セットの編集)
- フィーチャーおよびプライマー情報のインポート機能
SnapGene Viewerと製品版の機能の違いは下記ページをご参照下さい。
- 日本語によるユーザーサポートの提供はありますか?
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弊社よりSnapGeneをご購入頂いたお客様であれば、ライセンスが有効な限り何度でも弊社テクニカルサポート(無償)をご利用いただけます。テクニカルサポートはEメールのみとなっており、またご質問は開発元への照会を要しますので、回答まで2~3営業日ほどお時間を頂きますことご了承ください。
テクニカルサポートはSnapGeneテクニカルサポートフォームよりお申し込みください。
また、弊社よりご購入頂いたお客様であれば、専用ページより弊社オリジナルのステップ・バイ・ステップガイドをご利用頂けます。
- SnapGeneステップ・バイ・ステップガイドとはどのようなものですか?
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SnapGeneステップ・バイ・ステップガイドは、専用ページにアクセス頂きご利用いただくオンラインガイドです(PDF による提供はありません)。下記ページよりガイドの目次をご覧いただけますのでご参照下さい。
- SnapGeneのカタログはありますか?
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SnapGeneのデジタルパンフレットを下記よりダウンロード頂けます。
エディション
- SnapGeneのアカデミック版対象について知りたいのですが。
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アカデミック対象ユーザは下記の通りです。
1. 大学、高専、高校等教育機関
2. 文部科学省が認定している医療機関(大学付属病院)
3. 国立研究開発法人、独立行政法人、大学共同利用機関法人、公益財団法人、地方公営企業(地方公共団体が経営する企業)
4. 特定非営利活動法人などのNPO団体アカデミック対象の判断は、ユーザー個人単位ではなく、SnapGeneを使用する機関・団体(請求先情報)が基準となります。使用者に教育機関に所属される方を含む場合でも、請求先が民間企業の場合は一般向け価格となります。
- SnapGeneの一般・アカデミック版は機能的に違うのですか?
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一般・アカデミック版に機能的な違いはありません。価格のみが異なります。
- 産学官連携のパートナーとして大学と共同研究を行っておりますが、SnapGeneアカデミック版は購入できますか?
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民間企業の場合はアカデミック版の対象とはなりません。一般向け価格が適用されます。
アカデミック版はSnapGeneを使用する機関・団体(請求先情報)が判断基準となります。使用者に教育機関に所属される方を含む場合でも、請求先が民間企業の場合は一般向け価格となります。
- SnapGeneアカデミック版の購入に必要なものは何ですか?
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アカデミック版をご購入頂く場合、所属する団体名とE-mailアドレスにてアカデミック版対象か判断します。アカデミック版の対象となるメールアドレスは、アカデミック版対象機関のドメイン(.ac、.govなど)である必要があります。
- 大学を卒業したら、アカデミック版は使用できなくなりますか?
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ライセンスが有効であれば継続してご利用頂けますが、ライセンス更新時に教育機関発行のEメールアドレスメールアドレスをご提示いただく必要があります。 客員教授/研究員として大学に在籍されているものの、教育機関からのe-mailアドレスが発行されていない場合は、在籍・在職を証明する書類のコピーを提出下さい。
永続ライセンスの場合
大学(またはその他・教育機関)を卒業後もアカデミック版を継続してご利用頂けます。
- SnapGene学生版はありますか?
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学生を対象としたサブスクリプションライセンス(Student Subscription )につきましては、弊社では販売はしておりません。
Student Subscription の購入は開発元であるGSL Biotech社に直接ご注文下さいますようお願い致します。
- SnapGeneのバージョンをダウングレードすることは可能ですか?
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誤ってアップグレードしてしまった場合など、開発元であるGSL Biotech社に依頼して、バージョンをダウングレードすることが可能です。
弊社よりご購入頂いたユーザー様であれば弊社のサポートをご利用頂けますので、SnapGeneテクニカルサポートまでお問い合わせください。 お客様に代わって開発元にご希望のバージョンの提供を依頼いたします。
ライセンス
SnapGeneのライセンス同意書の詳細はEND USER LICENSE AGREEMENTをご参照下さい。
- SnapGeneのライセンス形態はどのようになっていますか?
SnapGeneのライセンス形態は以下の通りです。
- サブスクリプションライセンス:年次更新型のライセンスとなり、製品を継続してご利用になられる場合は1年毎に更新頂く必要があります。
- ノードロックライセンス:使用するコンピューターを特定頂く必要があります。1シート(アクティベーション枠)につき、1台へのインストールが可能です。
- ネームドユーザーライセンス(グループ単位):グループ単位で利用者を指定するネームドユーザーライセンスになっており、グループに所属する方であれば誰でもご利用いただけます。購入時にグループ名及びライセンス管理者名の提示が必要となり、頂いたグループ名・ライセンス管理者名がユーザーとして登録されます。
永続ライセンスについて:永続ライセンスの提供も行っております。永続ライセンスにつきましては永続ライセンス(買切タイプ)の提供はありますか?をご参照ください。
- サブスクリプションライセンスの更新はどのように行いますか?
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SnapGeneのサブスクリプションライセンスは自動更新ではないため、製品を継続してご利用になられる場合は1年毎に更新頂く必要があります。
継続利用を希望される場合は、ご購入の際に登録コードを入力下さい。
オンラインショップの「送付先の入力」の注文備考で登録コードを入力
My Accountページから更新することも可能ですが、その場合は開発元であるGSL Biotech社から直接の購入ということになり、弊社のサポート対象外となりますのでご注意下さい。
- 永続ライセンス(買切タイプ)の提供はありますか?
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永続ライセンスについて
サブスクリプションライセンスと異なり、永続ライセンスはアップグレードの提供はありません(例えば、SnapGene ver6ユーザーが ver.6の利用を希望する場合、ver.7を新規でご購入いただく必要があります)。OSのアップデートにより旧バージョンが利用できなくなる場合があるため、サブスクリプションライセンスの購入・利用をお勧め致します。
永続ライセンス
- 買い切り型:お支払いは最初のみ
- サブスクリプションに比べ、1度に支払う金額が大きい
- 無料マイナーアップデート提供あり
- アップグレード(メジャーアップデート)版提供なし
- OSのアップデートに対応したサポートの保証なし:OSをアップデートしない限り利用可
サブスクリプションライセンス
- 年次更新型:使用を継続する場合、年ごとの支払いが発生
- 永続ライセンスに比べて、1度に支払う金額が小さい
- 無料マイナーアップデート提供あり
- アップグレード(メジャーアップデート)版提供あり
- OSのアップデートに対応したサポートの保証あり:OSに対応したバージョンを提供
インストール可能台数について
1ライセンスにつき、インストールして使用できる台数は1台となります(使用するコンピューターを1台特定頂く必要があります。)。コンピューターの故障やHDの交換などにより、別のコンピューターで使用する場合は、1ライセンスにつき2度までコンピューターの変更が可能です。
ハードウェアの故障などにより3台目にインストールする必要がある場合、開発元にコンピューターとライセンスの登録解除を依頼する必要があります。弊社よりご購入頂いたユーザー様であれば、登録解除依頼サービスをご利用頂けます。弊社サービスをご利用の場合はSnapGeneテクニカルサポートフォームお申し込み下さい。
- 同時起動型のライセンス(フローティングライセンス)の提供はありますか?
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開発元であるGSL Biotech社がフローティングライセンスの新規販売を終了しております。フローティングライセンスの提供はありませんことご了承下さい。
- 何台のコンピューターにインストールできますか?
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サブスクリプションライセンス
1シートにつき、インストールして使用できる台数は1台となります(使用するコンピューターを1台特定頂く必要があります)。
コンピューターの故障やHDの交換などにより、別のコンピューターで使用する場合:
- 1ライセンスに 1シートの場合:契約期間中(1年毎)に2度までコンピューターの変更が可能です。
- 1ライセンスに複数シートの場合:契約期間中(1年毎)にシート数分コンピューターの変更が可能です。
永続ライセンス
1ライセンスにつき、インストールして使用できる台数は1台となります(使用するコンピューターを1台特定頂く必要があります。)。コンピューターの故障やHDの交換などにより、別のコンピューターで使用する場合は、1ライセンスにつき2度までコンピューターの変更が可能です。
ハードウェアの故障などにより3台目にインストールする必要がある場合、開発元にコンピューターとライセンスの登録解除を依頼する必要があります。弊社よりご購入頂いたユーザー様であれば、登録解除依頼サービスをご利用頂けます。弊社サービスをご利用の場合はSnapGeneテクニカルサポートフォームお申し込み下さい。
ネットワークライセンス
インストール可能台数に制限はありませんが、過去6ヶ月間の使用状況に応じて更新時の費用が計算されます。
開発元より承認されたIP範囲内のユーザーであれば誰でもSnapGeneをダウンロードし、ライセンスを登録することができるライセンスです。最小購入シート数は30台分からとなります。
- コンピューターの故障で別のコンピューターにインストールしたいのですが、新規にライセンスの購入が必要ですか?
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登録を解除することで、別のコンピューターにインストールして使用することができます。新たにライセンスを購入する必要はありません。
登録解除ができる回数は制限されておりますのでご注意下さい。 詳細は SnapGeneは何台のコンピューターにインストールできますか? をご参照下さい。
- 登録コードはどのように確認しますか?
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登録コードは納品時に弊社より納品した登録確認書 (登録確認書サンプル) またはMy Account page (https://www.snapgene.com/auth/login) よりご確認頂けます。
既にインストールされている場合は、SnapGene登録ダイアログから確認いただけます。ダイアログの表示手順は下記の通りです。
Windows :メニューから「Help」をクリックし、「登録...」をクリック
mac:メニューから 「SnapGene」 をクリックし、「登録...」をクリック
- 登録解除はどのように行いますか?
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ライセンス有効期限(1年)につき、アクティベーションの解除を2度行うことが可能です。アクティベーション枠が2つ以上ある場合、アクティベーション解除ができる回数はアクティベーション枠分となります。
登録解除は SnapGene登録ダイアログから行います。ダイアログの表示手順は下記の通りです。
Windows :メニューから「Help」をクリックし、「登録...」をクリック
mac:メニューから 「SnapGene」 をクリックし、「登録...」をクリック
SnapGene登録ダイアログの「ヘルプ! 」セクションで『このコンピューターの登録を取り消したいです』を選択後、「このコンピューターの登録取り消しボタン」をクリックします。
- 複数のシート数を所有していますが、1つのライセンスで異なるOSにインストールして利用できますか?
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1つのライセンスで異なるOSにインストールしてご利用いただけます。 各OSのシステム条件は、 システム条件はどのようになっていますか?をご参照下さい。
インストール
- SnapGeneのインストール方法について
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トライアル版をご利用の場合は、トライアル版から製品版に切り替えるには? をご参照ください。
1. My Accountにログインします。ログインページにアクセスし、登録したEメールアドレスとパスワードを入力します。
https://www.snapgene.com/auth/login
パスワードは登録確認書に記載されています。
ログインページ2. My Accountページからインストーラーをダウンロードし、インストールを開始します。
My Accountページ3. インストール後、SnapGeneを起動すると登録画面が表示されます。
各項目を入力し、登録をクリックします。グループ名と登録コードは登録確認書に記載されております。名前とEメールアドレスは登録確認書に記載されているものと同じである必要はありません。
4. SnapGene登録の登録が完了すると「登録済み」画面が表示されますのでOKボタンをクリックします。
ご注意ください
SnapGeneは複数のユーザーが利用できますが、使用するコンピューターを固定する必要があります。
5. SnapGeneを開始する前に、メインのコレクション、優先順の酵素サプライヤーを設定することが可能です。各種設定後にOKボタンをクリックします。
これらの設定は「設定」オプションから行うことも可能です。ここで設定を希望されない場合は、そのままOKボタンをクリック下さい。
- トライアル版から製品版に切り替えるには?
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製品版への切替えは下記の通り行います。
1. SnapGeneトライアル版を起動頂き、ツールバーの Helpメニュー( )/SnapGeneメニュー( )から「登録」を選択します。
2. SnapGene登録ダイアログが開きますので、「新しい登録コードを入力」をクリックします。
3. グループ名及び登録コード(登録確認書に記載されております)を入力頂き、登録ボタンをクリックします。
グループ名は納品時に弊社より納品した登録確認書またはMy Account pageからご確認頂けます。
- 「所属」と「グループ名」の違いは何ですか?
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所属名からアカデミック対象の可否を判断します。グループ名は製品インストール時に必要となります。
「所属」「グループ名」が同じでも問題ありませんが、グループ名はSnapGeneをインストール時の登録で入力が必要となります。
グループ名ついて
個人名とグループ名が同じでも問題はありません。入力可能な文字数は英数字100文字以下に制限されているため、正式名称ではなく省略形をご利用頂いても構いません。また、記号( & / ; = # など)は利用できませんのでご注意ください。
- グループ名はどのように確認しますか?
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グループ名は納品時に弊社より納品した登録確認書またはMy Account pageからご確認頂けます。
- 登録コードはどのように確認しますか?
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登録コードは納品時に弊社より納品した登録確認書またはMy Account pageからご確認頂けます。
既にインストールされている場合は、SnapGene登録ダイアログ から確認いただけます。ダイアログの表示手順は下記の通りです。
Windows :メニューから「Help」をクリックし、「登録...」をクリック
mac:メニューから 「SnapGene」 をクリックし、「登録...」をクリック
- 何台のコンピューターにインストールできますか?
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サブスクリプションライセンス
1シートにつき、インストールして使用できる台数は1台となります(使用するコンピューターを1台特定頂く必要があります)。
コンピューターの故障やHDの交換などにより、別のコンピューターで使用する場合:
- 1ライセンスに 1シートの場合:契約期間中(1年毎)に2度までコンピューターの変更が可能です。
- 1ライセンスに複数シートの場合:契約期間中(1年毎)にシート数分コンピューターの変更が可能です。
永続ライセンス
1ライセンスにつき、インストールして使用できる台数は1台となります(使用するコンピューターを1台特定頂く必要があります。)。コンピューターの故障やHDの交換などにより、別のコンピューターで使用する場合は、1ライセンスにつき2度までコンピューターの変更が可能です。
ハードウェアの故障などにより3台目にインストールする必要がある場合、開発元にコンピューターとライセンスの登録解除を依頼する必要があります。弊社よりご購入頂いたユーザー様であれば、登録解除依頼サービスをご利用頂けます。弊社サービスをご利用の場合はSnapGeneテクニカルサポートフォームお申し込み下さい。
- 登録解除はどのように行いますか?
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ライセンス有効期限(1年)につき、アクティベーションの解除を2度行うことが可能です。アクティベーション枠が2つ以上ある場合、アクティベーション解除ができる回数はアクティベーション枠分となります。
登録解除は SnapGene登録ダイアログ から行います。ダイアログの表示手順は下記の通りです。
Windows :メニューから「Help」をクリックし、「登録...」をクリック
mac:メニューから 「SnapGene」 をクリックし、「登録...」をクリック
SnapGene登録ダイアログの「ヘルプ! 」セクションで『このコンピューターの登録を取り消したいです』を選択後、「このコンピューターの登録取り消しボタン」をクリックします。
インポート & エクスポート
- ファイルをインポートするとSnapGeneが強制終了するのですが。
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ネットワークドライブやクラウド上のファイルをインポートすると、SnapGeneがクラッシュし強制終了してしまう場合があります。インポートするファイルをローカルディスク(Cドライブ)に保存してインポートを行ってください。
下記のネットワーク/クラウド上との互換性は確認されておりますが、インポート時にクラッシュするなどの問題が発生した場合は、ファイルをローカルディスクに置いてからインポートをお試し下さい。
- Windows Server
- NFS
- DropBox
- Google Drive
- Microsoft OneDrive
参照:Can I use store/use/share a SnapGene Collection on a network or Cloud drive? - NCBI(GenBank)からシークエンスをインポートできないのはなぜですか?
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2016年9月30日、NCBIはデータベースへのアクセス方法が大幅に変更されました。SnapGene3.2.1以降では、インポート要求に対して問題のないフォーマットを使用されていますが、古いSnapGeneバージョンではNCBIに接続することができなくなっています。この問題を解決するには、現行のSnapGeneのバージョンにアップグレードいただく必要があります。
以前のバージョンを使用しておりNCBIに接続できない場合は、次善策として、NCBIウェブサイトで検索した後にデータを.gb形式でエクスポートしSnapGeneで開いて対応して下さい。
- NCBIアセンブリをインポートすることはできますか?
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SnapGeneでは現在、NCBIアセンブリレコードやアセンブリアクセッション番号を検索したり取得することはできません。
アセンブリが完全なゲノムを構成しているのであれば、対応するGenBank Accessionがある可能性があるので、該当するアクセションを取得できる場合があります。https://www.ncbi.nlm.nih.govでアセンブリを検索し、GenBank Accession番号を確認してみて下さい。
例えば、NCBI Assembly ASM1316697v1 (Assembly Accession number GCA_013166975.1)には、対応するGenBank Accession CP053601.1があります。このAccession CP053601.1を用いてSnapGeneにインポートします。
1.NCBIデータベースで GCA_013166975.1 を検索し、検索結果のGenomes → Assebly をクリックします。
ASM1316697v1データページの下方に対応するGenBank Accession番号(CP053601.1)が表示されます。
2. メニューにあるファイルから、インポート → NCBIシークエンスを選びます。アクセション番号のフィールドにGenBank Accession番号を入力し、インポートボタンをクリックします。<
3. ファイルがインポートされ、新しいウィンドウが開きます。
参照 SnapGene FAQ: Can I import an NCBI Assembly? - Excelファイルで作成したプライマーのリストをSnapGeneにインポートすることはできますか?
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プライマーをリスト化してタブ区切り形式で保存し、ファイルを SnapGene にインポートすることができます。
Excelでプライマーを、Name列、Sequence列、Notes列に分けてリスト化し、ファイル形式を「タブ区切りテキスト(.txt)」にして保存します。
SnapGeneを起動し、メニューのプライマーにある リストからプライマーをインポートを選択して、.txtファイルをインポートして下さい。
- マップやシークエンスをベクター形式でエクスポートするにはどうすればよいですか?
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マップビューをベクター形式でエクスポートするには、メニューの ファイル → エクスポート → マップ をクリックします。
マップをエクスポートダイアログで、フォーマットを PDF または SVG にし、Saveボタンをクリックします。書き出したPDFやSVGファイルは、Adobe IllustratorやInkscapeなどのベクター形式を採用ているドローイングプログラムで開いて編集することができます。
参照 Can I export my Map, History, Sequence, Alignment or AB1 File as a vector-based graphic? - Excelファイルで作成したプライマーのリストをSnapGeneにインポートすることはできますか?
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プライマーをリスト化してタブ区切り形式で保存した後、ファイルをインポートします。Excelで、プライマーをName列、Sequence列、Notes列に分けてリスト化し、ファイル形式をタブ区切り(.txt)にして保存します。SnapGeneを起動し、メニューのプライマーにあるリストからプライマーをインポートを選択して.txtファイルをインポートして下さい。
ファイル
- SnapGeneに対応しているファイルのフォーマットはどのようなものがありますか?
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SnapGeneでは以下のファイル形式の読み込み/書き込みが可能です(リンクをクリックするとGSL Biotech社ウェブサイトConvert File Formatsの該当ページに移動します)。
- サブスクリプションライセンスの更新をしない場合、ファイルは開けなくなりますか?
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サブスクリプションライセンスの有効期限が切れた場合でも、SnapGene Viewerを使ってファイルを開くことが可能です。
SnapGene Viewerについて
SnapGene ViewerはGSL Biotech社が提供する無償のソフトウェアです。利用期間に制限なくご利用頂けますが、機能制限があります。SnapGene Viewerのダウンロードおよび製品版との機能の違いについては下記ページをご参照下さい。
- SnapGeneで作成したファイルを配布しても問題はありませんか?
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SnapGeneや無償のSnapGene Viewerを使って作成したファイルは、アカデミックやコマーシャルに関わらず、制限なく配布することができます。SnapGeneを持っていない方でもSnapGene Viewerを利用してファイルを閲覧することが可能です。
SnapGene Viewerについて
SnapGene ViewerはGSL Biotech社が提供する無償のソフトウェアです。利用期間に制限なくご利用頂けますが、機能制限があります。SnapGene Viewerのダウンロードおよび製品版との機能の違いについては下記ページをご参照下さい。
操作方法
- 表示する言語はどのように切り替えますか?
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言語の切り替えは以下のいずれかの方法で行います。
起動時のダイアログ画面から
起動時のダイアログ画面の左にあるアイコンをクリックし、使用する言語を選択し、にSnapGeneを再起動します。
ツールバーから
ツールバーにあるヘルプメニューの言語から、使用する言語を選択し、SnapGeneを再起動します。
起動時ダイアログ画面 - Phusion®、Phire®、Q5®などのPCRポリメラーゼに適したプライマーのTm値を表示するように、SnapGeneを設定することはできますか?
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ほとんどのPCRポリメラーゼでは、PCR反応に最適なアニーリング温度は、プライマーのTmよりも約0~5℃低い温度になります。
Phusion®, Phire®, Q5®などの一部のPCRポリメラーゼでは、プライマーとテンプレートの複合体を安定化させる処理能力を高めるdsDNA結合ドメインが融合されているため、最適なアニーリング温度がプライマーのTmよりも約6~12℃高くなっています。
NEB社やThermo Scientific社は、Phusion®などのポリメラーゼのTmを計算するのに、古い熱力学パラメータを使用するアプローチを推奨しています。これらの古いパラメータは精度が低く、新しいパラメータよりも約6~9℃高いTm値を示す傾向があります。そこでNEB社では、精度の低いTm値よりも0~3°C高いアニーリング温度、つまり実際のTmよりも約6~12°C高いアニーリング温度を使用することを推奨しています。
SnapGeneは不正確なTm値を提供しておりません。その代わり、Phusion®やPhire®、Q5®などのポリメラーゼを使用する場合は、当社のソフトウェアで計算したプライマーのTmよりも約6~12℃高いアニーリング温度を使用することを推奨しています。
- プライマーが関係ない結合部位に表示されたり、目的の結合部位に表示されません。結合部位はどのように調整すればよいのでしょうか?
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結合部位の表示方法の設定は、ハイブリダイゼーションパラメーターダイアログから行います。
ダイアログを表示させるには、プライマーからハイブリダイゼーションパラメーター選択します。
- 制限酵素を選択的に表示する方法はありますか?
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表示する制限酵素の優先順位を設定するには、メニューバーにあるSnapGeneメニューの設定から行います。SnapGene設定ダイアログから酵素を選択し、優先順の酵素サプライヤーから優先順位の設定を行います。
- 配列を切断しない酵素のリストを見るにはどうしたらいいですか?
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配列を切断しない酵素のリストを見るには、ノンカッターダイアログを開いて下さい。
ノンカッターダイアログを開くには、メニューバーにある酵素からノンカッターを選択、またはツールバーの一番上にある酵素セットを選択(下向き矢印ボタン)をクリックしノンカッターを選択して下さい。
- NCBI BLASTを使って、SnapGeneの配列のBLAST検索を行うには?
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BLAST検索を行う DNA または RNA ファイルを、マップビューまたはシークエンスビューで開きます。
メニューにある 編集 から すべて選択、または 範囲を選択 を選び対象となる配列を指定します。 ツールから 選択済みのDNAのBLAST を選び、使用するデータベースを選択すると、ブラウザが起動し NCBI BLAST ページが開きます。
SnapGeneで選択した配列(または翻訳)は、自動で検索フィールドに入力されています。必要に応じてパラメータを設定後、BLAST ボタンをクリックして、BLAST検索 を実行します。
- コレクションとは何ですか?
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「コレクション」は作成したファイルをグループ化して作業する場合に使用します。プロジェクト毎にデータを保存したり、コレクションのフォルダを共有サーバーに作成し、複数ユーザーでデータを共有する際に便利な機能です。
SnapGene User Guides - Collections: https://help.snapgene.com/m/user_guide/c/247314