Vecotor NTIフォーマットのファイルをSnapGeneで開く
本ページでは、Vecotor NTI フォーマットのファイルを SnapGene で開く方法をご紹介します。
1. 背景
Vector NTIはバイオインフォマティクスソフトウェアパッケージでしたが、2019 年末に販売が終わり、そのサポートも2020年末に終了しました。SnapGeneでは、Vector NTI で 作成されたファイルを読み込むことができるので、プラスミドマップやペプチド情報などをそのままご利用いただけます。
2. Vecotor NTIフォーマットのファイルの読み込み
SnapGeneを開き、「インポート」から「ベクターNTI® データベース(V)」へと進みます。
ベクターNTI のデータベースファイルを指定し、データベース名(今回は “Imported Database” )を入力します。次に、それを保存する場所を指定してインポートをクリックします。
インポートが完了すると、データベースが開きます。
2-1. データベースの使い方
左側にある「検索」をクリックすると、データベース中にあるDNAファイルを検索することができます。今回は フィーチャー名で “ccdB” を検索してみると、”ccdB” を有しているDNAファイルが一覧で出てきます。
「検索:」の横にある「交換」をクリックすると、画面下に新規タブが出てきます。例えば、「置換:」で「フィーチャー名」を選び、「以下用のDNAファイル検索結果を検索:」に “Amp(R)” と入力します。「以下と交換:」で “AmpR” とし、右下の「置換」をクリックすみると、”Amp(R)” を有しているDNAファイルで “AmpR” に置換するイメージが一覧で出てきます。 “OK” をクリックすみると、”Amp(R)” を “AmpR” に置換し始めます。
データベース中にタンパク質配列も含まれている場合は、ツールバーのドロップダウンリストから「タンパク質ファイル」を選ぶと確認することができます。