シークエンスファイルの見方
このチュートリアルでは、新規ファイルの取り込み、フォルダシステムの整理、ドキュメントの検索などの方法をご紹介します。
1.シークエンスファイルの見方
ソースパネルから任意のフォルダを選択すると、そのフォルダ内にあるファイル一覧がドキュメントテーブルに表示されます。一覧からファイルを選択すると、そのファイルの詳細がドキュメントビューアーに表示されます。
ここでは、pCRⅡ-TOPO を選択したので、そのプラスミドマップが表示されました。
プラスミドマップを大画面で表示したい場合は、(下図 矢印↓部分)をクリックします。
元の画面(小さい状態)に戻す場合も、(下図 矢印↓部分)クリックします。
プラスミドマップを別画面で表示したい場合は、(下図 矢印↓部分)をクリックして下さい。
プラスミドマップが別ウィンドウで開きます。
2. アイコンによるファイルの区別
フォルダ内にあるファイルは、選択して詳細を表示しなくてもアイコンで区別できます。
サークル状のアイコン は環状DNA(プラスミド)を意味し、2本鎖のアイコン
は塩基配列を意味します。矢印のアイコン
はプライマーを意味し、ドキュメントのアイコン
は制限酵素リストを意味します。
3. データベースからの取り込み
シークエンスファイルの詳細は、ドキュメントビューアーの各タブをクリックすることで確認できます。
Annotations では、ORF の位置や耐性遺伝子の位置など配列上のフィーチャーリストを確認できます。Text View では、配列データのテキスト情報を確認できます。クローニング等を行った場合は、 Lineage でその履歴を確認できます。Info では、名前・保存場所・最終編集日などの情報がまとまっています。
マップとアノテーションを同時に表示する場合は、(下図 矢印↓部分)をクリックします。
画面が分割がされ、マップとアノテーションが同時に表示されます。
4. コントロールパネルの表示と使い方
ドキュメントビューアーの右にコントロールパネルがあります。
別ウィンドウで開いた場合
大きさを調節する場合は (Zoom to level機能)を利用します。
任意のフィーチャーを選択して (Zoom to selection機能)をクリックすると、その部分だけが拡大されます。
では、塩基の色を変更できます。
横にある Edit をクリックすると、色を自由に設定することもできます。
必要に応じて、制限酵素サイトや相補鎖、翻訳後の配列なども表示することができます。この切り替えは、コントロールパネルの Generalタブ(下図、枠囲み部分)をクリックするだけです。
さらに詳細な設定を行うには、各項目の Options または右端のタブをクリックします。
また、1つのタブを開いている状態で、Shiftキー を押しながら別のタブを選択すると、同時に複数のタブを開くことができます。
GraphタブとLive Annotate & Predict タブが選択されています。