WBlock と WTBlock コマンド
コマンドは、Prism 6.04と6.0eから導入されました。 機能目的は、OpenOutputコマンドで指定されたテキストファイルに読み込むセルのブロック(範囲)を指定することです。
WBlock コマンド
構文: WBlock [行] [列] <行ラベル> <;>
行
行のパラメータは、一つの行、行から空白行まで、行の範囲または何らかの並びの行のリストを表わすことができます。結果をどこに書き込むか指定するために、最初にスクリプトコマンド OpenOutputで指定する必要があります。
入力 |
Prismでの解釈 |
7 |
行7だけ。もちろん行7は、行番号7の行のことで、行0は列タイトルとなります。 |
“7” |
行7だけ。 |
“7-“ |
行7からブランク行まで |
“7-12” |
行7から行12まで。二番目の数は終わりの行(行数ではない)であることに注意してください。 |
“7, 11, 9, 8” |
行は記述の順序で指定されます。 |
列
列のパラメータは、一つの列、列から次のブランク列までの列、列の範囲または何らかの並びの列のリストを表わすことができます。結果をどこに書き込むか指定するために、最初にスクリプトコマンド OpenOutputで指定する必要があります。
入力 |
Prismでの解釈 |
3 |
列3だけ。行タイトル(それが存在する場合)の列は、列0です。列1は列Aのことですが、結果によっては、列ラベルはA、B、Cではありません。 |
“3-3” |
列3だけ。タイトル列は0なので、上の例でこれは「意味のある」列です。 |
“3” |
列3だけ。 |
“3-“ |
列3からブランク列(あるいはテーブルの終わり)まで。 |
“3, 4” |
列3と4。 |
“3-6” |
列3、4、5と6。 |
“3, 8, 4” |
列3、続いて列8、列4。結果の順番がPrismテーブルの順番と同じでないことに注意してください。また、コンマの後のブランクは無視されることにも注意してください。 |
“3,8,4” |
上記と同じ解釈になります。 |
行ラベル
行ラベルのパラメータは、引用符で囲まれたテキストでなければなりません。テキストは、出力される全ての行の先頭に表示されます。 WBlockコマンドがセミコロンで終わるとき、デリミタ(タブ、ブランク、コンマではなく)はテキストの後に付きません。セミコロンがないとき、行ラベルのテキストは列全部が切り離されるように、OpenOutputコマンドで代わるものが指定されない限り、タブ記号によって次の列から切り離されます。行ラベル(実際にはオプションのパラメータ)がないとき、コマンドの終わりのセミコロンは無視されて、影響を持ちません。
WTBlock コマンド
WTBlockコマンドは、WBlockと同じ構文を持ちます。ラベルは、Prismテーブルでは個々の列である出力としての個々の行に、適用されられることに注意してください。
WTBlock [行] [含まれる列] <行ラベル> <;>
例
ここにPrism 6.04での1-way ANOVAに続くDunnettの検定の結果があります(以前のリリースでは無かった2つの新しい列が表示されています):

結果は、表形式で表示されています。事実、結果はタブ区切りテキスト(OpenOutputコマンドで設定されている場合は、カンマ区切り)です。
例 1
WBlock "7-", "6,4", "PSummary"
WBlock "7-", "6,3", "Significant?"
下記に表示されているのは結果です。ここでは、結果は表形式で、タブで区切られたテキストです。(区切り文字はOpenOutputスクリプトコマンドで設定され、デフォルトではタブになります)。
Psummary |
B |
**** |
Psummary |
C |
ns |
Psummary |
D |
* |
Psummary |
E |
ns |
Significant? |
B |
Yes |
Significant? |
C |
No |
Significant? |
D |
Yes |
Significant? |
E |
No |
例 2
WBlock "7-", "6,4", "PSummary";
WBlock "7-", "6,3", "Significant?";
下記に表示されているのは結果です。両方のケースで、ラベルとcolumnID列は一緒に処理されるため、ラベルの後のセミコロンに注意してください。
PsummaryB |
**** |
PsummaryC |
ns |
PsummaryD |
* |
PsummaryE |
ns |
Significant?B |
Yes |
Significant?C |
No |
Significant?D |
Yes |
Significant?E |
No |
例 3
WBlock "7-", "7,4", "PSummary"
WBlock "7-", "7,3", "Significant?"
ここではセミコロンがないので、ラベルはそれ自体が列となります。
Psummary |
Treated |
**** |
Psummary |
Treated+Antagonist |
ns |
Psummary |
Treated+Agonist |
* |
Psummary |
Solvent Blank |
ns |
Significant? |
Treated |
Yes |
Significant? |
Treated+Antagonist |
No |
Significant? |
Treated+Agonist |
Yes |
Significant? |
Solvent Blank |
No |
例 4
WTBlock "7-",“7,3,4”
Treated |
Treated+Antagonist |
Treated+Agonist |
Solvent Blanks |
Yes |
No |
Yes |
No |
*** |
Ns |
* |
ns |
例 5
WTBlock, “7-“, 3, “Significant? E/text>
Significant? |
Yes |
No |
Yes |
No |